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信販大手のジャックスは20日、クレジットカード会員約15万人分の個人情報が流出し、うち49人分の情報が不正に使われたと発表した。孫請け会社の元社員(45)=詐欺ほう助の疑いで逮捕=が詐欺グループに売ったといい、被害件数は拡大する可能性もある。
05年2月末までに入会した関東、東北、北海道の14都道県の一部会員のカード番号や有効期限、氏名、住所などが流出した。ジャックスカードだけでなく、流通企業など提携先が発行するカードの分も含まれる。被害総額は667万円余りで、インターネットの通信販売でパソコンなどが不正に購入されていた。06年6月、警視庁からの連絡で把握。漏えいさせたのはダイレクトメールの送付を委託していた大日本印刷で電算処理業務をしていた委託先業者の元社員で、情報を05年2〜5月に自宅に持ち出し、一部をインターネットを通じて詐欺グループに売ったという。
ジャックスは不正使用された49人に被害額を補償済み。約15万人に対しても近くわび状を送り、被害が確認された場合は補償する。
読売新聞 2/21朝刊 ジャックス顧客情報 詐欺団に流出
信販大手「ジャックス」(東京都渋谷区)のクレジットカードの個人情報約15万人分が、ダイレクトメール(DM)の作成を依頼した「大日本印刷」(新宿区)の業務委託先の社員によって持ち出されたうえ、うち約3800人分が詐欺グループに売却され、インターネット詐欺に悪用されていたことがわかった。
外部流出した個人情報により、詐欺の実害が出るケースは極めて異例。警視庁捜査3課は、この業務委託先の社員を詐欺ほう助容疑で逮捕し、これ以外の顧客情報も大日本印刷から持ち出していた可能性が高いとみて追及している。逮捕されたのは、大日本印刷からDM発送用のコンピュータープログラムの作成を請け負っていた練馬区内のシステム開発会社社員。
ジャックスによると、容疑者は2005年2〜5月の間、大日本印刷の電算処理室で作業していた際、14都道府県の約15万人のカード番号や有効期限、氏名、住所などを自分の記録媒体に複写して持ち出していた。
捜査3課の調べでは、容疑者は、このカード情報のうち約3800人分をインターネット上の掲示板サイト「闇の職業安定所」を通じて知り合った男に売却。男ら数人は、この情報を悪用し、49人分のクレジットカードの名義で、家電量販店など約20店のインターネットショッピングサイトから総額約670万円分の家電製品を購入し、買い取り業者に売却していた。この被害についてはジャックスが全額、補償した。
容疑者は02年から大日本印刷の電算処理室に出入りしており、ほかの顧客情報も持ち出していた疑いが強まっている。
同社のHPより
[発覚の経緯について]
昨年6月、警視庁より、弊社クレジットカード会員様の個人情報の不正使用によるインターネット通販詐欺事件が発生しているとの情報が入り、個人情報流出の可能性が判明致しました。同時に捜査当局より本件への捜査協力の要請を受けました。
その後、インターネット通販詐欺事件の容疑者3名が逮捕され、更に平成19年2月1日に、個人情報を窃取し、売り渡した容疑で大日本印刷株式会社の業務委託先の元社員が逮捕され、データを押収したとの連絡を受けるに至りました。
[流出した個人情報]
捜査当局との連携により、現在のところ流出したと考えられるクレジットカード会員情報の件数は、150,000件であったことが判明しております。
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| 情報が流出した可能性があるお客様は、下記総ての項目に該当するお客様の一部でございます。 |
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ご入会が平成17年2月迄のお客様。 |
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ご生年月日が昭和10年6月25日〜昭和50年2月27日のお客様。 |
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平成17年2月時点で神奈川以北の地区にお住まいだったお客様。
北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・茨城県・栃木県
群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県
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押収したデータに記載されている内容は下記のとおりです。
カード番号、有効期限、氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所、電話番号でございます。
ご利用金額、お客様のお借り入れ等の信用状況、並びに決済口座番号等に関する情報は、含まれておりません。
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[今後の弊社の対応]
弊社ではクレジットカード不正使用検知システムを駆使して、24時間
365日体制で盗難や偽造されたクレジットカードの悪用・不正使用の防止に努めておりますが、該当する情報流出の可能性のあるお客様には、今後書面によりお詫び申し上げるとともに、現在ご利用中のカードを新しいカード番号へ差し替えさせていただきます。
今回の一連の容疑者逮捕により、万一新たな個人情報の外部流出が判明した場合、事実関係を更に調査のうえ、全容解明に全力を尽くす所存でございます。
今後、この様な事態が発生しないよう、弊社はもとより業務委託先を含め厳格な再発防止策を構築するとともに、個人情報管理システムの体制強化に万全を尽くしてまいります。
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ジャックスの委託先業者 大日本印刷株式会社HP
当社のセキュリティ体制につきましては、これまで随時見直し、改善を図ってまいりました。現在の個人情報保護の管理体制は、記憶媒体の取扱いやデータ搬送時の保管管理のあり方などに重点を置き、以下のような対策を実施してまいりました。
・ 電算処理室での生体認証による入退場管理
・ 監視カメラの設置
・ アクセスログの取得
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ポケットのない作業服着用によるデータ等の持ち出し防止
・ 委託先との個人情報に関する契約締結
・ 定期的な内部監査の実施
以上のような対策を講じてまいりましたが、今回の事故発生を受け、全社的にセキュリティ体制の総点検を実施いたしました。現在、上記対策に加え、以下の強化策を講じ、再発防止に全力を挙げて取り組んでおります。
- データ記憶媒体取扱者の極小化と社員限定
データ記憶媒体に書き出す作業員を現状より更に少数化するとともに、当社および子会社社員に限定しました。また、その管理をより強化しました。
- データ記憶媒体への書き出しエリアの分離
セキュリティエリア内において、データ記憶媒体に書き出す専用の場所をさらに分離し、他の場所での書き出しが一切できない環境を構築します。
- 再発防止策の徹底、教育
再発防止策を教育プログラムに加え、全社に徹底を図りました。
以上
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